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米国 糖鎖生物学者がノーベル化学賞を受賞 2022

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 糖鎖とは、体の機能、細胞のアンテナ、免疫、脳神経、しわたるみ、など若返りのもととなって体をコントロールします 細胞のアンテナ糖鎖とは?!   糖鎖栄養素について!

糖鎖生物学者でもあるスタンフォード大学のキャロライン・ベルトッツィらが2022年のノーベル化学賞を受賞
BY MX2022年10月6日NATURE、TECHNOLOGY2021年6月に、スタンフォード大学のキャロライン・ベルトッツィらが発表したRNAが糖鎖修飾を受けているという信じがたい論文をブログ紹介しています。
small noncoding RNAが糖鎖修飾を受けているという信じがたいお話そのご本人が、2022年のノーベル化学賞を受賞しました。
受賞した内容は、糖鎖生物学そのものではありませんが、シアル酸という糖鎖の生合成に関する研究から、生体直交化学の開拓に至りました。
因みに、「がん細胞表面のシアル酸修飾と免疫に関して」キャロラインがTED上で分かりやすい話をしています。ご参考にどうぞ!
がん細胞表面のシアル酸修飾と免疫のお話:TED Youtube

【化学賞】化合物を簡単結合
化学賞はクリックケミストリーと生体直交化学を確立した3氏が選ばれた。クリックケミストリーは二つの化合物をカチッ(英語でクリック)とはめるほど簡単に結合反応を起こす。生体直交化学は細胞などに影響を与えない化学反応を確立した。この成果を組み合わせると、細胞にさまざまな化合物を導入できる。がん細胞を標識して放射線で死滅させるなど、新しい治療法の道を開く。
米スタンフォード大学のキャロライン・ベルトッツィ教授は同反応を生体に応用した。生体内はさまざまな化学物質が混在する。周囲に影響を与えず、結合反応が阻害されない条件を探した。これは不可能と思われた。


アジド―アルキン付加環化反応は銅触媒が必要だった。銅は細胞毒性があるため使えない。そこでアルキンを環化し三重結合を歪ませた。これで銅触媒なしでも反応が進む。
さらにアジド化した糖を細胞の糖鎖合成回路に忍び込ませ、細胞表面にアジドを並べることに成功した。細胞に蛍光分子など結合させ標識できる。また、ある種の糖鎖はがん細胞を免疫から守る機能がある。この糖鎖を認識する抗体にクリックケミストリーで糖分解酵素を結合させ、がんを守る糖鎖を剝がす治療薬を開発している。
コメント:今回の受賞は、長年の糖鎖関連の研究が、ついにノーベル化学賞につながる時代になったと感慨深いことです。
しかしながら、研究の先にあるのは創薬。いい薬が出来ることは良いことだと思いますが、当ブログでは、自然から厳選された植物由来の糖鎖栄養素での健康維持を目指し、実現させてきました。この方法に勝る健康増進法はない。と確信を持つほどになっております。
いずれにしても、皆様への健康サポートが、糖鎖の技術、研究によって、進化していくことを切望しています。


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